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国会通信
国会通信 by 谷本たつや          2001.2.15(第5号)

田原総一朗という人

新自由民主党研究会という勉強会がある。会長や座長を一切置かず、参加議員
全員が対等な立場で、自民党をどのように改革すべきかを議論しあう若手の集ま
りで、私もその一人である。
その第二回の会合が1月30日13時30分より自民党本部8Fで開催され、17人
の衆議院議員とゲストとして田原総一朗氏が参加し、自民党改革について討論会
が行われた。

正直言って、テレビで見る限りでの田原氏に対する私の印象はあまりいいもので
はなかった。マスコミ慣れしたテクニックと司会者という立場を利用して、議論を
強引に自分の意図するところへ持っていくようなイメージが強かったからだ。
しかし実際にお会いしていろいろな話をしてみると、客観的で公平なものの見方を
され、豊富な知識明確な持論を持たれていることがよく分かった。

様々な分野について議論をしたが、その中で田原氏が言った言葉で最も印象的
だったのは 「政治家はマスコミや世論に迎合してはいけない。信念を持って、
反論 すべきは反論し、説得すべきは説得する。それが大事だ。」
という
言葉だった。
マスコミの代表のような人から出た「マスコミに迎合するな」という言葉は非常に
重い意味を持つ。

我々政治家は、「マスコミの報道は偏っている」と文句を言う前に、「事実はこうだ」と
説明する責任説得する責任があることを改めて痛感させられた。

社民党議員のダボス会議撮影問題

ダボス会議でのある社民党の女性議員の行動が2月8日の予算委員会で問題と
なった。テレビ朝日の依頼を受けてビデオカメラを受け取り、取材禁止のダボス
会議の内部を撮影し、その映像がニュースステーションで流されたというもの。

野党のことであるせいか、新聞やテレビでの扱いは小さかった。
本人は「撮影禁止ではなかったから問題ない」と堂々と言っているが、問題は撮影
禁止かどうかではなく、取材禁止であったという事実
だ。テレビ局の依頼を受けて
〔取材禁止なのでテレビ局のスタッフは入れない〕、カメラを受け取り撮影をすれば
立派な取材である。それを個人の撮影のふりをして行ったということは、国際会議の
主催者を騙す行為である。国会議員として、いや民間人であっても招待を受けた
人間として為すべき事ではない。
マスコミ戦略も確かに重要だが、その前に政治家として守るべきものがあるはずだ。



サイン

安倍晋三官房副長官HP 官邸からも言わせてほしい!  でもダボス会議のことに
ついて触れています。
御意見、御感想をお願いいたします。

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