| 国会通信 by 谷本たつや 2004.8.17(第23号)
政策集団「あさっての会」
2004年8月3日(火)から二日間、赤坂プリンスホテルにおいて、政策集団
「あさっての会」の第4回の合同夏期研修会が開催された。
「あさっての会」所属の9名の国会議員とそれぞれの地元から青年部を中心に
210名が参加し、各界から4名の講師による講義と、このような会合にはほと
んど参加しない小泉純一郎総理出席のもとでの懇親会が開かれた。
二日目の閉講式では、恒例となっている各後援会青年部の代表によるスピーチ
を行い、最後は万歳三唱で研修会を終了した。 この「あさっての会」は、自民党
内で派閥にとらわれないメンバーだけで4年前に結成した純粋な政策集団である。
結成当初は6名だったが、現在は9名(オブザーバーが一人いるので正確には
8+1)で、そのメンバーは次の通りである。
| 梶山弘志(かじやまひろし) |
茨城4区 |
当選2回 |
衆議院議員 |
48歳 |
| 金子恭之(かねこやすし) |
熊本5区 |
当選2回 |
衆議院議員 |
43歳 |
| 小西理(こにしおさむ) |
滋賀2区 |
当選2回 |
衆議院議員 |
45歳 |
| 近藤基彦(こんどうもとひこ) |
新潟2区 |
当選2回 |
衆議院議員 |
50歳 |
| 後藤田正純(ごとうだまさずみ) |
徳島3区 |
当選2回 |
衆議院議員 |
35歳 |
| 谷本龍哉(たにもとたつや) |
和歌山1区 |
当選2回 |
衆議院議員 |
37歳 |
| 平井卓也(ひらいたくや) |
香川1区 |
当選2回 |
衆議院議員 |
46歳 |
| 愛知治郎(あいちじろう) |
宮城県 |
当選1回 |
参議院議員 |
35歳 |
| (オブザーバー) |
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| 渡辺喜美(わたなべよしみ) |
栃木3区 |
当選3回 |
衆議院議員 |
52歳 |
「あさっての会」は、結成以来、国会開会中は必ず週一回会合を開き、その時々の
政策から重点的に取り組む論点まで毎回3〜4時間かけて議論を行なっている。
この臨時国会終了時点で定例会議の回数は既に86回にのぼる。
また、そこで議論したことは、そのままにするのではなく、必ずメンバーで役割分担
を決めて実行に移す。
例を挙げれば、社会保険庁に国会議員としては初めて査察に入り、その他多くの
省庁がコンピューターシステムに莫大な無駄遣いをしていることを暴いた「レガシー・
システム問題」、成功させるためには国民の理解と計画の変更が必要だと総務省
に迫った「地上放送のデジタル化問題」、手続の複雑さとその裏にある各業界の
利権の為に世界からどんどん遅れていっている日本の港湾についてメスを入れた
「港湾改革」、莫大な国民負担があるにもかかわらず国民的合意がまったくなされ
ていない「核燃サイクル問題」など、これらはすべて「あさっての会」の中で問題提起
し、担当者を決め、他のメンバーが応援に回り、現実の政策課題として解決に向けて
議論が行なわれているものである。
「あさっての会」の中には、今まで一つの決まりがあった。それは、地道に政策能力
の向上に邁進(まいしん)し、むやみにテレビに出て飛び跳ねた発言をするような軽率
な行動をしないことである。この決まりがあるために、これまでは研修会にしろ、その
他の活動にしろすべてマスコミ取材は受け付けていなかった。しかし、昨年の衆議院
選挙、今年の参議院選挙の流れを見る中で、メンバー全員、そろそろ表に出て戦う
覚悟をしなければいけないという合意に達した。 どれだけ「まともな政策論争」ができ
るか分からないが、信頼できる仲間と共に、この乱世を戦い抜きたいと思っている。
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